江田憲司辞任の弁

knockeye2015-05-21

 わたくしごとながら、先月の残業が75hと、もう少しで過労死ライン到達だったそうで、社内でちょっと問題になった。道理で、ブログの更新が滞りがちなはずだ。本人は、案外、気が付かない。
 昨日の記事を書いた後、ハフィントン・ポストに掲載されていた、維新の会の江田憲司共同代表の辞任の弁を目にした。
 曰く、
大阪都構想は、ひとり地域政党大阪維新の会の原点であるだけでなく、国政政党・維新の党の原点中の原点でもあるのです。そのために結党した党だと言っても過言ではありません。
 それは、「中央集権」を打破し、将来の「地域主権改革」「道州制の導入」につながる、この国のかたちを変える一大改革、その歴史的一歩となるはずの構想でした。」
 そう、その地方分権化の方向性が、「国歌云々」でぶれたと思う。橋下徹としては、あれは「対・日教組」という意味では、それもまた、反中央集権だったと思うのだけれど、それがために焦点がぼやけてしまった憾みはある。
 私としては、地方分権化を進めていくことが望ましいと思っている。今の自公政権は、いわば「神風信者」と「日蓮信者」のくみあわせで、この組み合わせには、不穏な既視感がありませんか?。少なくとも、どちらも誇大妄想癖を捨てきれないように見える。国際協調的でバランスのとれた政権運営のイメージは、なかなか抱きがたい。