バロヴィエール一族展


 17日、大貫妙子の「風の道」が頭に浮かぶような良い天気だったので、箱根ガラスの森美術館に「バロヴィエール一族展」を見に出かけた。文字通り《風にそよぐグラス》というのがある。展示ではつっかい棒があるが、信じられないけど、自立するらしい。


自立する動画はこちら



 ヴェニス・セレナーデ・デュオ特別コンサートというのがあった。マッシモ・トゥリーニという人のヴァイオリンと、ロベルト・サルヴァライオという人のアコーディオンで、お二人とも「アストル・ピアソラ国際コンクールで優勝経験があるそうで、この日もアストル・ピアソラを一曲演奏した。
 アストル・ピアソラについては、12月1日から、bunkamuraで『ピアソラ 永遠のリベル・タンゴ』というドキュメンタリーが封切られるそうだ。
 それから、ガラスついでに今年の春、サントリー美術館で見た清朝のガラスコレクションの写真も上げておきます。
 もともと、ペルシャからもたらされるガラスに憧れて、磁器を作り始めた中国の人たちだったが、青磁白磁を発明してしまってから、もうガラスのことは忘れてしまったのかと思ってたら、清朝の頃になって、こんな典雅な硝子器を作っていたそうだ。







ヴェネチアガラスの繊細さに比べるとグラマラスに思えます。