2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

朝まで生テレビ 貧困の問題 その2

森永卓郎はどこかの大学教授だから、けしてバカではないはず。 それがどういうわけでテレビカメラの前であれほどの醜態をさらしたのか、というのは興味深い。おそらく彼はテレビのスタジオではなく、カウンセラーのスタジオに行くべきだったのだ。 きのう書…

朝まで生テレビ 貧困の問題

朝まで生テレビで貧困の問題を議論していた。 議論全体を通しての感想をいうと、湯浅誠って人は若いのに大したもので、無駄にしゃべらないでいて、引き出せる約束はきちんとさせていた。今、日本では貧困の調査すら行なわれておらず、OECDの調査結果しか…

存在の耐えがたきサルサ、鎌倉大谷記念美術館

村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ (文春文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/06/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (24件) を見る鎌倉大谷記念美術館の「花とエコール・ド・パリの美女達」という展覧会…

笑福亭鶴瓶が阿川佐知子と「家族に乾杯」について話していたことには、ともすると面白くしようとする番組のスタッフに、普通のことを普通に撮るのがおもしろいんだ、という意識を徹底しているそうだ。「ディアドクター」の評判すこぶるいい。関西人にとって…

スナフキンと加瀬亮

私の男としてのロールモデルはいまだにスナフキンと次元大介。 しかし、このスナフキンの携帯ストラップは、健康飲料のおまけのせいかパイプを咥えていない。スナフキンがパイプを咥えていないことがあっかどうか。 そのせいか、このスナフキンの顔は「重力…

NHKに対する抗議デモ

このところ渋谷を騒然とさせているNHKに対する抗議デモは、それに対するマスコミの徹底した黙殺がその異様さを際立たせている。 抗議の内容は、四月五日に放送されたNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」第一回の放送内容が、台湾を反日的であ…

麻生下ろし

民主党は今度の選挙でまた負けるかもしれない。 新聞を見ると菅直人、鳩山由紀夫ともに「麻生太郎は総理を辞めるべきではない」という発言をしている。まるで麻生太郎以外には勝つ自信がないといっているように聞こえる。 鳩山由紀夫は、民主党が政権をとっ…

新しい展開

今朝テレビに野中弘務と鳩山邦夫が出ていた。 野中弘務が鳩山邦夫についてこう言っていた。 「この人は、郵政のああいう不正(どういう不正?)と身を挺して戦ったわけですから・・・」 次期総理大臣にふさわしいとのことであった。 野中弘務はずっと反麻生…

青い服

ネット通販で買ったユニクロのポロシャツが届いたが、黒を注文したつもりだったのになぜか紺が届いた。SITEでもう一度確認してみると、黒に見えたけど紺だった。 なにもユニクロまでネットで買わなくてもいいだろうというご批判ごもっともだが、値引きし…

荒井晴彦

昨日の映画から彷徨いでたかのような雨が降っていて、出かける気がしない。 資料を見ていて気がついたが、「赫い髪の女」「嗚呼!おんなたち猥歌」「噛む女」はどれも荒井晴彦脚本だった。 昔のことでもあるし、憂歌団の曲が使われていたかどうか記憶に残っ…

「赫い髪の女」

先週、予告したとおり、この土曜日は渋谷に映画を見に出かけた。 松涛郵便局前のBunkamuraとラーメン屋の角を、少しラブホテル街へ坂をのぼったところにある、シネマヴェーラという映画館で 「神代辰巳レトロスペクティブ」 と題して、神代辰巳監督…

辞任というカード

きのうは、2月12日から2月20日までにかけての報道を追いながら、麻生太郎、森喜朗、鳩山邦夫らが、「かんぽの宿」を手がかりに、どのように「郵政民営化つぶし」を画策し、小泉純一郎がそれをどう阻止したかを考えてみた。 おさらいすると、「かんぽの…

「かんぽの宿」と大久保秘書逮捕とのつながり

今回の鳩山邦夫更迭まで、しばらく「かんぽの宿」にはふれなかった。とっくに決着がついたと思っていたからだ。 で、そう思ったのはいつの時点だったかと振り返って見たら、それは、どうやら、2月20日、「かんぽの宿」問題を受けた第三者検討委員会初会合…

堀江貴文のブログ、郷原信郎の記事

いまさらでなんなんだけど先月19日の堀江貴文のブログに面白い記事がある。 かの、有名なライブドア事件のフライング報道をしたNHK社会部が私に取材依頼をしてきたので、受けますが、条件があります。とカウンターをだしてみた。私のほうでも映像を撮らせ…

10%の人たち

麻生政権の支持率が17%に急落だそうである。 小沢一郎の公設秘書逮捕以前の水準に戻ったわけだ。 その原因が鳩山邦夫更迭だというのだから、わたしとしては、からだの変なところから笑いが湧いてくる感じだ。茶番で上がった支持率は、結局、茶番でもとの…

ウユニ塩原

きのうNHKでぐっさんのやっている「ワンダーワンダー」という番組で、ウユニ塩原を特集していた。 ウユニといえば、バイクツーリスト憧れの地で海外を走るライダーなら知らない人はいない。私がリンクさせていただいているくぼすけさんも訪れてレポートを…

なぎの葉考・少女

なぎの葉考・少女 野口冨士男短篇集 (講談社文芸文庫)作者: 野口冨士男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る今日は14日、TOHOシネマズが1000円の日。これが、「十f…

日本の美術館名品展、レオナール・フジタ

上野の東京都美術館に 「日本の美術館名品展」 を観にいってきた。 こないだ「ネオテニージャパン」に行ったときについでに寄ればよかった。気がつかなかったのである。 というのは、たいがい上記のような展覧会は、常設展に毛が生えた程度の内容である場合…

テレビ欄は歌う

13日朝刊のテレビ欄を見ていると めざましどようび 「▽正しいこと通らず・・・鳩山総務相辞任の余波」 めざましどようびメガ 「▽鳩山大臣が信念辞任」 ニュースキャスター 「▽世の中・・・正しい事が通らない時がある・・・と鳩山総務相が電撃辞任ナゼ?」…

消息

きのう非常に久しぶりに滑川で働いていたころの上司がこちらに来て、機械のテストをしていった。 それで、いろいろと富山の近況を聞けたのだけれど、希望退職を募ったのは同じだそうだが、本社は組合員には手をつけず、役職付きの人たちが希望退職したのだそ…

僕たちの好きだった革命

「僕たちの好きだった革命」という鴻上尚史の舞台が微妙に評判みたい。主演の中村雅俊の息子がタイミングよく大麻で問題を起こしたりしたが、それとは関係なく、きっと面白いとは思っているのだけれど、ちょっと、うーんと思う部分もある。 植物人間になって…

レッツ・ゲット・アウェイ・フロム・イット・オール

ドひまになってからしばらく続いていた毎日更新がこのところとどこおりがち。 というのも、今まで4人でやっていた仕事を私ひとりでやっているからで、それはそれでもちろん忙しいのだけれど、残念なことには、それが全然収入アップにつながっていない。 そ…

ネオテニージャパン

私がいま住んでいるところはとても静かで、今日のように雨上がりの日曜日などは、木洩れ日が落ちる水のように、時が過ぎていってしまう。 東向きの窓から日が差し込まなくなっても、しばらくどこにも出かける気がしない。 午前中に部屋を出ないと、いつもは…

「不正義」?

麻生政権になって、私たちが改めて学んだことは、バカに権力を持たせると、見境なくふりまわすということだ。 西川善文日本郵政社長の進退問題で、続投不認可を明言している鳩山邦夫総務大臣は5日閣議後の記者会見で 「辞任はしないし、認可もしない」 と解…

「神代辰巳レトロスペクティブ」

「インスタント沼」が、MovieWalkerの「見てよかったランキング」の1位になった。まことによろこばしい。 つらつらおもんみるに、今年に見た日本映画の中ではベストなのではないかと考え始めていたところである。 「クローンは故郷をめざす」 も…

希望退職

6月に入って勤め先が変わった。といっても、私が変わったわけではなく、勤めていた会社が勝手に変わったのである。 戦後最大の大不況は、もちろん私の職場も直撃している。富山の某中堅企業の子会社である私の職場は、本社の一部書と統合して新しい組織に改…