2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

横山裕一 ネオ漫画の全記録:「わたしは時間を描いている」

武蔵小杉の駅からバスで川崎市民ミュージアムへ。 たまたまギャラリーツアーにぶつかったが、例によって参加せず、それでいながら聞き耳を立てていた。 それで、今日、悟ったことは、わたくし、なんどかこういったギャラリーツアーに参加する機会にでくわし…

横山裕一 ネオ漫画

福島瑞穂罷免

私が沖縄県民なら、今回の福島瑞穂罷免のことは一生忘れない。 鳩山由紀夫が、私の半径3m以内にいれば刺し殺してやれたのだが。 昭和天皇がアメリカに沖縄を差し出したように、日本政府はまた沖縄を売った。 沖縄県民は日本人なのである。日本政府が日本人…

総理大臣の孫

さっきうっかりテレビのニュースを見てしまったら、鳩山由紀夫が全国知事会で 「(米軍の)訓練の一部を県外に移すことが可能か。是非考えてみようというお気持ちをお示しいただければありがたい」 と、物腰だけはあいかわらず柔らかいが、オバマに「とらす…

週刊誌ネタふたつ

今週の週刊SPA!の坪内祐三と福田和也の対談記事に 福田「・・・これは山本七平さんが書いてるけど、山本さんは英語ができるから、戦後、米軍関係の施設かなんかで働いてたの。で、キャップみたいな上官に言われるわけ。 『オレは南部人なんだけど、ダー…

「シャッターアイランド」

海老名に帰りついたらドンピシャのタイムスケジュールでこの映画がやっていたので。 マーティン・スコセッシとレオナルド・デカプリオのコンビでは、アカデミー賞を受賞した「ディパーテッド」がちょっとがっかりした感じだったけど、今回のこれはあれよりは…

フェリックス・ティオリエ写真展

夕方まぎわに入ったが、観客のフランス人率が異様に高く、人が少ないせいもあり(日本人は私ともうひとりくらい)、べちゃべちゃしゃべるわ、写メするわ、羽目はずしすぎなのだった。たぶん一年分くらいの(「シェルブールの雨傘」一本分くらい?)フランス…

語りかける風景

前回のレンピッカの後を襲うBunkamuraの展覧会は、ストラスブール美術館所蔵の風景画を集めた。 やや印象が散漫になるのはいたしかたない。 いつもは好きな曲が、オムニバスで聴いていると、そうでもないように感じたりするあの感じにおぼえがある…

ユビュ

新橋にある松下電工汐留ミュージアムのコレクションは、つまりルオーなので、ルオーの展覧会をやってますといわれても、常設展示の並べ替えね、みたいな感じで、つい見過ごしてしまっていたのだけれど、今回のユビュは、ポスターに使われている<マリココ>…

ユビュ、語りかける風景、ティオリエ、「シャッターアイランド」

これからいきたい美術展

横山裕一 ネオ漫画の全記録 2010年04月24日〜2010年06月20日 http://www.kawasaki-museum.jp/ 「奇妙奇天烈!? 明治の版画あれこれ」 会期:2010年6月5日(土)〜6月27日(日)【前期】 6月30日(水)〜7月19日(月・祝)【後期】 http://ch.kanagawa-museum.…

あの雑巾

ヒラリー・クリントンは、中国と韓国を訪ねるついでに、日本にも立ち寄ることにしたそうだ、日帰りで。 ‘ちッ’ ヒラリー・クリントンの舌打ちが聞こえそう。 ‘あの乾いたマシュマロみたいなマザコン野郎、顔も見たくないんだけどな’ それでも立ち寄ってもらえ…

HS10のちょっとした不具合

FINEPIXのHS10だが、ソフト面での不具合がいろいろ出て、ついには画像再生中にフリーズするに至った。 これは、一応メーカーに電話確認したうえで電池を抜いてシャットダウンした。それが昨日。 今日は、ダイナミックレンジが変更できなくなって…

鎌倉 妙本寺

鎌倉の安養院のツツジを、毎年見逃してしまうのは、その盛りがGWに重なっているからだと思い至った。 今年はこの寒さで開花が遅れたので、今日あたりまだ大丈夫じゃないかと、すごく早起きして出かけた。 私も趣味で写真を撮っているわけだから言いたくな…

古屋誠一 メモワール.

鎌倉から恵比寿に着いても、東京都写真美術館の開館までまだ間があった。どれほど早起きしたか分かろうというものだ。おなかが空いたので、恵比寿で二度目の朝マックをしてしまった。 古屋誠一の写真は、‘私小説’を思わせる点からもひどく日本的だが、ヨーロ…

妙本寺、古屋誠一

ロードマップ

今朝の神奈川新聞にルース駐日大使の独占インタビューが掲載されていた。一部をそのまま転載すると、 米軍普天間飛行場の移設や、米海軍厚木基地の空母艦載機移駐などが盛り込まれた米軍再編については 「日米でいくつかの課題を協議しているが、(日米が合…

抑止力

日米安保ということを考えるときに、もっとも滑稽なのは、戦争で他国の軍隊に蹂躙された自国の領土を、65年間も放置しておいて、しかもそれを「抑止力」だとか思っているその感覚である。 いちいちこんな当然のこと書くのはバカみたいなんだけど、アメリカ…

岸辺の旅

岸辺の旅作者: 湯本香樹実出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (19件) を見る湯本香樹実の小説としてこれを最初に読むべきではなかったかもしれない。「夏の庭」を先に読むべきだったか…

「フローズン・リバー」

日曜日、「フローズン・リバー」を見てきた。ジャック&ベティで。 凍てつく河それ自体が寓意だということだってできる。いわないけど。 誰もがクリスマスを祝うけれども、とっくに信仰の死んだ国。しかし、もし神がいるなら、その国の大河を凍らせてしまうの…

追伸

レンピツカ NBS-J (ニューベーシック・アート・シリーズ)作者: ジル・ネレ出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン発売日: 2002/12/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見るわたくしなぜかタマラ・ド・レ…

タマラ・ド・レンピッカ

今年は、3月が特異的に忙しかったのと、毎年のことだが、4月は桜めぐりに費やしてしまうのとで、危うく見逃しかけてしまった展覧会、タマラ・ド・レンピッカ展に、最終日ぎりぎりの昨日、見に行くことができた。 アール・デコを代表する女流画家で通ってい…

「ゼブラーマン ゼブラシティーの逆襲」

去年の「ヤッターマン」以来の三池崇史監督作品。物理を無視したスピード感はあいかわらず狂気を感じさせる。 アイアンマンのときに書いたが、昔からヒーローは正体が分からないのが常道だった。いわく、‘どこの誰だか知らないけれど誰もがみんな知っている’…

思わぬ来客/1945 日本

先日、恵比寿の東京都写真美術館に見に行った<なにものかへのレクイエム>について、日曜美術館で、作者の森村泰昌自身が語っていた。 その中の(思わぬ来客/1945 日本)についての姜尚中との対話の一部を以下に聞き書きした。 森村泰昌「ものすごく、…

『ユルスナールの靴』再読

この2日から今日まで、足掛け3日にすぎない短い帰省をすませてきた。 往き還りとも新幹線の自由席だったが、立っている乗客は見なかった。 JRは、高速道の無料化に、「競合」という言葉を使っていたが、あちらは、自分のクルマに自分のカネでアブラを入…

猪熊弦一郎展

東府中から京王線で初台へ。オペラシティのアートギャラリーで開かれている猪熊弦一郎展、「いのくまさん」を訪ねた。 谷川俊太郎が文を担当した絵本『いのくまさん』を元にした展示なのだそうだ。展示スペースに浮かんでいるあの詞書は谷川俊太郎のものだっ…

歌川国芳

その神木不動前のバス停から登戸行きのバスに乗って、JR南武線で府中市立美術館へ。歌川国芳展‘後期’を観にいく。 <鬼若丸と大緋鯉>とか<大物之浦平家の亡霊>などのダイナミックな水の表現もさることながら、観た瞬間思わずふきだしてしまう脱力系の絵…

等覚院

ゴールデンウイークといっても、私が勤めているような小さな会社にはあまり関係がない(‘ウイーク'って、たしか一週間といういみじゃなかったっけ?)。 それでも、このところの忙しさが一段落したので、ふと気がゆるんでFINEPIXのHS10を買ってし…

等覚院、歌川国芳、猪熊弦一郎