伊東静雄詩集『夏花』より いかなれば いかなればことしの盛夏のかがやきのうちにありて、 なほきみが魂にこぞの夏の日のひかりのみあざやかなる。 夏をうたはんとてはことさらに晩夏の朝かげとゆふべのこぬれをえらぶかの蜩の哀音を、 いかなればかくもきみ…
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