2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハクソー・リッジ」

メル・ギブソンの「ハクソー・リッジ」に関しては、井筒和幸が、「‘わしが助けたるから、バンバン戦え’って言ってるように見えたわ。反戦映画やないね」と書いていた。言ってる意味は分からんではない。最後に宙づりになりつつ至福の表情を浮かべていてはい…

「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

本厚木の映画.comシネマで、「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」を観た。 タイトルから想像するようなぬるい感じではない。「急がない人生」というけど、「急がない」も何も、この人にこれ以外の生き方ができたとも思えない。 展覧会…

シビリアンコントロールを手放すことに疑問を感じないのか?

「面従腹背」と官僚がいうとき、それは、シビリアンコントロールを平然と蹂躙する宣言なんです。それを、マスコミが誉めそやして祭り上げるなんて事があっていいんでしょうか?。 そもそも、第二次世界大戦で国を滅ぼすことになった最初のきっかけは、天皇の…

アルベルト・ジャコメッティ

国立新美術館で開催されているジャコメッティの展覧会を観に行った。ジャコメッティの三大コレクションのひとつ、マーグ・コレクションを中心に展示しているようだ。 ジャコメッティの名前を聞くと、わたしにはほぼ条件反射のように思い出すイメージがある。…

エマニュエル・トッドの『世界の多様性』

世界の多様性 家族構造と近代性作者: エマニュエル・トッド,荻野文隆出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2008/09/20メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見る 今更ながら、エマニュエル・トッドの『第三惑星 家族構造とイデオロギ…

「ゴールド」「ローガン」「20センチュリー・ウーマン」など

「ゴールド」、「ローガン」、「20センチュリー・ウーマン」、「おじいちゃんはデブゴン」、「ドッグ・イート・ドッグ」も観たけど、まだブログに書いていなかったので。 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、「セールスマン」をまだ観てない人は、個人的…

ヨコオ・ワールド・ツアー、HANGA JUNGLE

町田国際版画美術館で、横尾忠則の「HANGA JUNGLE」を観た。これは、もうすぐ、神戸の横尾忠則現代美術館に巡回するそうである。 書き逃していたけど、GWに帰省したときに横尾忠則現代美術館で開催中の「ヨコオ・ワールド・ツアー」も観た。それで、その話を…

レイプ事件をもみ消す警察に「共謀罪」を任せていいのか?

いわゆる「共謀罪」、犯罪を計画段階で処罰する「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が、15日参院本会議で可決、成立した。 この法案の問題は、犯罪の事実がなくても「犯罪の計画」だけで逮捕できることだ。日本の司法は有罪率99.9%である。「犯罪…

「セールスマン」、ソウル・ライター

前後してしまったけど、土曜日には、渋谷のBunkamura ル・シネマで「セールスマン」を観たんだった。なんか、私が観た前の回には、主演女優のタラネ・アリドゥスティが舞台挨拶をしたそうで、予約の段階で満席だった。 この映画を撮ったアスガー・ファルハー…

官僚が「面従腹背」で「立憲主義」が成立するのか?

こないだまで「立憲主義」云々言ってたマスコミが「面従腹背」を宣言した元事務次官を褒め称えている。官僚が「面従腹背」で「立憲主義」が成立するか?。完全に狂っている。 加計学園をめぐる問題は、重箱の隅に顔を埋める状態になっている。なんか、加計学…

「サクロモンテの丘」、「世界でいちばん美しい村」

アミュー厚木の映画館で「サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ」と「世界でいちばん美しい村」。 両方ともドキュメンタリーなのに、音楽に充ちている。まあ、「サクロモンテの丘」の方は、フラメンコをめぐる追想だから当然としても、「世界でいちばん美…

抜け駆けのススメ

中国、ロシア、韓国で、北朝鮮に対する懐柔策が動き出しているようだ。 中ロ、北朝鮮支援を継続 制裁の実効性薄まる懸念 (写真=AP) :日本経済新聞 北朝鮮との民間接触を許可 韓国・文政権、人道支援団体に :日本経済新聞 以下、「それ見たことか」的な…

昨日の話、もう一回言おうか?

昨日の話をもう一度繰り返すけど、加計学園つう学校が、獣医学科を作りたいっつうなら、作りゃいいじゃん。 それを、これといった根拠もないのに、作らせない文科省の方がオカシイじゃん。だから、現に、許可が下りた訳じゃないですか。 その時に、総理の意…

役人が総理の意向に沿うのはあたりまえ

日本はつくづく官僚支配の国だと思う。あの前川喜平という元文科省事務次官がまるで英雄扱いされているが、あれは、事務次官という、省庁のトップの立場であるにも関わらず、天下りの口利きをしていた人なのだ。国民の利益を蔑ろにして、国政を歪めていたの…

警察の暴走が止まらないリンク集

【レイプ告白】「あの夜、なにがあったのか」詩織さんと山口氏 それぞれに聞いた 何度も書いてきたことだが、わたしは松本サリン事件のときに全国紙を読むことをやめた。これについては本当に正しい判断だったなと思うことばかりなのだけれど、今回もまた、…