2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
京都の秋の特別公開はとっくに始まっている。が、ついこないだまではとても秋とは言えない気候だったのに、ようやくこの頃の朝夕は長袖も着ようかとなってきたので、偵察がてらに大徳寺に出かけてみた。 しかし、もちろん、紅葉していたのは大仙院のヤマボウ…
日本シリーズの第二戦で先発登板したデュプランティエ投手が2回持たずに大量失点して色々物議を醸している。 でも、シーズン中の彼の成績は、防御率1.39と、なぜメジャーで活躍できなかったか不思議なくらい。なので、初戦を獲れたタイガースとしては、デュ…
『見はらし世代』につづいて二十代の監督の作品。国籍と性別はちがう。ルイーズ・クルヴォワジエ監督は1994年生まれのフランス人女性。だと思う。生まれはスイスのジュネーヴだそうで、この映画の舞台になっている、スイスに国境を接したフランスのジュラ県…
gentrificationについて書いたばかりだけれども、コミュニティが衰退するとどう言うことが起こるかの一例を示すニュース。www.youtube.com過疎ビジネス (集英社新書)作者:横山勲集英社Amazon
この映画はネタバレなしで観た方がよかったかもしれない。ちなみにこないだの『ブラックバッグ』は難しすぎて2回観た。その余韻もあって、今回は事前に情報を入れすぎたかもしれない。 事前にそっちにはいかないって聞いてた割には、そっちに行ったって感じ…
中之島香雪美術館で、ベルナール・ビュフェの展覧会が開かれている。~2025.12.14。 ベルナール・ビュフェは、私の頭の中では、佐伯祐三につながるので、大阪でこれが開催されるのは実に似つかわしい。 たまたまなのか知らないが、今週放送された「なんでも…
奥山由之って人は兄弟ふたりの中でも、お父さんのプロデュース感覚を強く受けついでいるのかもしれない。 『アット・ザ・ベンチ』も、わたくし勘違いしていたけど、脚本家は各パートごとに違うものの、演出は奥山由之ひとりだったのね。蓮見翔のパートがまる…
西村有がデイヴィッド・ツヴィルナーてふギャラリーに所属したそうだ。日本在住作家は草間彌生に続いて2人目だとか。artnewsjapan.com それがどういう意味なのか、いまいちピンとこないが、事の良し悪しはともかく、ニューヨークでは有名なギャラリーに所属…
自公政権は戦前の靖国信者と日蓮主義者という戦犯宗教の結託の焼き直しだということはずっと言ってきた。 この26年間、公明党が自民党についていなければ、政権交代していた選挙は確実にあった。つまり、公明党は自民党の集票マシンとして、民意が政治に反…
YouTubeのシネマサロンを見といてよかったと思うのはこういうとき。竹内さんが謎解きしてくれている。あんなの一回観ただけでよくここまで理解できるわと驚かされる。これ見てから観に行ったほうがよい。 っていうか、そうか、そりゃ、わたしの頭が追い付か…
ポール・トーマス・アンダーソン監督はアメリカをよく知っているってことなんだろう。右や左の論客、デマゴーグ、スタンダップコメディアンなどなどをひっくるめて黙らせる作品力。 最低な下ネタから喫緊の政治テーマまで、ひとつの串で貫き通して、「アメリ…
『宝島』は暴動のとこまですごく良かったけどな。 上昇気流に乗って上げて上げて上げていく感じは、公式サイトのコピーどおり「劇場でたぎる」感じだったんだけど、その後、墜落したな。 昇っていくのが上手いだけでももちろん大したものなんだけど、頂から…
タマラ・コテフスカ監督では『ハニーランド 永遠の谷』というドキュメンタリーを観た。米アカデミー賞の国際映画賞とドキュメンタリー賞の二部門同時にエントリーされたのは史上初だったそうだ。 マケドニアで昔ながらのやり方で蜂蜜を採集して生活している…
映画『遠い山なみの光』については、原作者のカズオ・イシグロがエグゼクティブ・プロデューサーってこともあり、終盤のねたばらしにはちょっとショックを受けた。ということは、鑑賞直後のネタバレに書いた。ので、詳細についてはその記事にあたってほしい。…