アンドリュー・ワイエス

お城の界隈

午前7:10魚津発の雷鳥に乗って帰阪。早朝のことで、銀行は開いていないし、カード切符を買うつもりだったが、みどりの窓口は、なにやらお年寄りの団体に占拠されていて、乗り遅れそうだったので、400円の切符を買って乗り込む。
乗ってから分かったのだけど、車内ではカードは使えないそうです。そこまでは便利ではなかった。おかげで、大阪駅で駅員に護送される羽目になった。大阪駅の切符売り場は、自動発券機でもカードが使える。これもすごい。でも、残念ながら、カードの暗証番号を、ど忘れしてしまい、(何せ、滅多に使わないので・・・)窓口でのお支払いとなった。どこまで世話の焼ける奴と思われたに違いない。


帰阪とは言ったが、今回は、大阪を尻目に殺して西へ西へ。姫路駅に降り立った。姫路市立美術館で「アンドリュー・ワイエス展」がやっているからである。姫路城周辺はレトロ調のバスが巡回している。姫路城が世界遺産に登録されたから、ちょっと気合いが入っているらしい。でも、残念ながら、この「アンドリュー・ワイエス展」は、ちょっと期待はずれだった。よくよく見直してみると「水彩画とデッサン」と書いてあった。ちょっと満たされぬ思い。美術館の閲覧室で過去の図録を見て確認した。私が期待していたのは、テンペラだった。水彩画が悪かったというわけじゃないけど。