国吉康雄

knockeye2004-05-30

昨日はたせなかった『国吉康雄展』に行ってきた。
初期の頃の絵とフランス後の女性像が印象的なので、もう少し、そのまま発展させていったらどうなったろうとちらっと思った。才能のある画家は、どんどん変わっていく。それにもちろん戦争の影響もある。
それ以降にかかれた静物画は「何を象徴しているのか物語が読み解きにくい」と解説されていたが、とにかく惹きつけられてしまう。「跳び上がろうとする頭のない馬」など、特に。

F-1は前回に続き、エキサイティングな展開。しかも、その主人公が佐藤琢磨。応えられなかった。レース後のインタビューでシューマッハバリチェロが、佐藤琢磨に好意的だったのが、印象的。特にバリチェロの「スピードの差があったから、あんなところで仕掛けなくても、後で抜けたのに・・・」なんて一緒に戦っているレーサーの発言としては異例じゃないかしらむ。さすがは、ベテランの発言だが、長いフェラーリシューマッハ独走のF-1界全体の雰囲気として新しいスターの出現を待望しているのかも知れない。