球団側の「最大限の努力はできない」発言を受けて、黒鉄ヒロシが、「努力は、最大限の努力に決まっているはず」と発言していた。

今年は、ざらっとする言葉に出会う年かも。「自己責任」とか。

つまりは、プロフェッショナリズムとアマチュアリズムのいびつな関係が問題だと考えているところ。

前にも引用したけど、

この本の著者はボランティアの本質を知らない人だと思う。 本屋で立ち読みしたけど、全く買う気にならない。 本来のボランティアとは無償でプロのサポート能力を提供する 人たちだと私は考える。 一番わかりやすいのは、例えば「国境無き医師団」のプロの 活動だと私は思う。 本書はボランティアのあり方を示唆する反面教師的な著書と 言う意味では良書かも知れない。

こんな事がもっともらしく聞こえるらしい。ボランティアもプロじゃなきゃ駄目だと思っている。

結局、この意識が、バッシングの本質ではないかと考えているところ。「役人が何とかしてくれるはずだから、素人は邪魔しないように、おとなしくしてろ!」ということでしょ?判断を他人にゆだねてしまっているので、自分の権利の及ぶ範囲を知らない。人質がどうなろうが、誰も関係なかったはずなのである。「私には関係ありません」となぜ言えないのだろう?

高遠菜穂子さんの『戦争と平和』と勝谷雅彦さんのブログを読み比べて思った。本気の素人には、プロは絶対勝てない。プロとして、それは当然知っているべきだったと思う。