うなぎ断ち

鰯の頭も信心からというけれど、鰯の頭が信心じゃないかと思うことがある。
国家神道創価学会イラクで政治パフォーマンスをやっているのを見る時など、特にそう思う。
イラクに本当に組織されたゲリラが存在しているなら、オランダ軍が撤退した後のサマーワに攻撃を仕掛けないのは、よほどのバカだ。ファルージャで米軍と正面衝突したりしたのは、ゲリラとして、全く間違った戦い方だった。ゲリラは、敵のいちばん弱いところを突くべきだと思う。何しろ、自衛隊のいるところは、非戦闘地域だそうだから、戦闘地域より攻略が楽だろう。
鰯の頭ではないけれど、昨日読んだ志ん朝のうなぎ断ち。「あんたのご本尊のお使いなんだから、うなぎは食べない方がいいよ」と母親にいわれて、噺家になってから、死ぬまでうなぎを口にしなかった。志ん朝は、谷中の寺の虚空蔵様に、「芸が上達するように」と熱心にお参りしていた。虚空蔵の使いがうなぎだったのである。名人志ん朝の心意気であった。

ところで、伊東ゆかりのCDが届いた。竹内まりやのカバーアルバム『ロングタイムフェバリッツ』に入っていた「ボーイハント」や「夢見る思い」など、聞き比べできる。ついでに、「遙かなる影」も入っているので、カレン・カーペンターと聞き比べも出来る。