バッテリー、『業火』、道の駅「蜃気楼」

knockeye2005-03-06

昨夜遅くまでパトリシア・コーンウェルの『業火』を読んでいたので、今日は寝坊してしまった。ホントは、途中で切り上げるつもりだったのだ。ところが、寝ようと思ったところで、意外な展開になったため、とても眠れなくなってしまった。
検屍官』のシリーズで、ずっと感じていることだが、この熟年カップルの恋愛描写は必要なのかということだ。日本でも、いとうまい子40歳、黒木瞳が45歳、最近、この分野が開拓されつつあるが、『検屍官』シリーズに時々挿入されるこの手のエピソードは、不協和音の効果に過ぎないと思っていた。
今回もそれで始まったので、「またかよ」と突っ込んでしまったが、やられたのであった。見事に伏線だった。
しかし、これだけ面白いけれど、絶対テレビ化はされないはずである。文章で読んでも、気色悪い。あっ!これは「熟年カップルが」という意味ではない。読んでもらえれば分かる。
昨日の雪が見事に融けた。季節は後戻りしない。春に備えてバイクを始動させようとトライしてみたが、きっちりバッテリーが上がっていた。はずしてバイク屋に持っていく。MFバッテリーは充電に時間がかかるそうだ。「キャブのガソリン抜いたの?お茶目なことするねぇ」といわれてしまった。もちろん、抜いていなかった。
富山に来てもう6〜7年になるが、今年の冬は特に長かった。早く始まってまだ続いている。多分この土地に生まれたのでない限り、この冬にはなかなか馴れなくて当然なんだろう。ちなみに、今日の地方ニュース、「今日の県内は先月9日以来ほぼ一ヶ月ぶりの青空がひろがり・・・」「晴れた」というニュース。「雪が降った」というのがニュースになる土地の方が明らかに好ましい。
ちなみに、バハの場合、デジタルメーターがバッテリーを食ってしまうそうだ。
業火 (講談社文庫)

ところで、おとといはっと気が付いてカレンダーをめくった。森下千里だが、このカレンダーにかぎっては写真がどうしようもないのでめくるのに容赦が要らない。3〜4月はまだましか。
バイク屋にバッテリーを届けた帰りにぶらぶらしてみると、知らぬ間に道の駅「蜃気楼」というのが出来ていた。海を埋め立てていたのはこれだったらしい。