繁久寺、瑞龍寺、勝興寺

knockeye2005-03-20

天気予報では、今日も快晴の筈だったのだけれど、「あれ?」みたいな。でも、日が暮れるまでは何とかもった。
今日は少し脚を延ばして高岡まで。高岡という町は、波長が合うかも知れない。少し小さく少し古く、暮らしがイメージしやすい。
繁久寺というところの五百羅漢を、ガラス越しに見て回った。このガラスが年代物で、水面のように波打っている。五百羅漢は彩色木像。サイズからか美少女フィギュアが頭をかすめた。こういう古いお寺に、そういうの並べて「お見立て」したら面白いだろう。

国宝瑞龍寺は、武家の寺らしく禅寺だった。全国で重要文化財の指定を受けている禅堂は、京都の東福寺、万福寺と、ここだけだそうだ。本格的な座禅場を見るのは初めてだ。こんな所で来る日も来る日もすわっているなんて、考えるだけでくらくらする。奇しくもオウム10周年だが、だまされた方の信者たちは、たぶんこんな所でじっとすわっていたかったのだろうか?それは、現実逃避なんだろうか?それとも彼らなりに何かと闘っているのだろうか?どちらにしても、考えるだけでめまいがする。
最後に訪ねた勝興寺は、蓮如上人開基という真宗寺院でこちらは庶民の寺なんだろう。前来た時は改修中だった。今回もそうかと思ったがどうも、あのトタン板は、雪囲いだったかも知れない。もうすぐはずすんだろう。
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P1010476 posted by (C)knockeye

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