雪割草

knockeye2005-03-28

日曜日は、猿山岬に雪割草を見に出かけた。このところ、毎年恒例になっている。しかし、今年は、昨夏の台風、そして、つい一昨日まで降り続いた長い冬、などの影響で雪割草の自生地も荒れているのではないかと心配していたが、訪ねてみると今までにないほど、山一面に咲き誇っていた。
写真は、ホワイトバランスをミスった。FZ-1はこまめにホワイトバランスをいじってやらなければならないが、この前、少し赤に振って成功したので、今回、それをなぞって、どつぼにハマってしまった。
今のところ、FZ-1とF700の2台態勢だが、銀塩フィルムで、長いことFUJIにならされてきたせいか、やはり色の再現力は、FUJIの方が上に見える。じゃあ、F700だけでいいかというと、露出と被写界深度のいじり方がいまいち。マクロが28mmと広角なのが物足りない。マクロのくせに被写界深度が深すぎて背景が煩雑になる。
FZ-1の不満についてはいちいちあげないが、何せ現行機種は「5」なのだ。細部にわたって「いいなぁ、これ」みたいなことはない。
デジタル一眼レフは、銀塩時代のレンズがそのまま使えるのだから、願ってもないはずだが、自分がデジタルカメラに期待したものはそれではない。結局、いろいろ不満を抱えながら、カメラに自分を合わせている。なんだか「いつか運命のカメラが現れるのではないか?」と思いながら年老いていく気がする。