ザゼンソウ、シャクナゲ

knockeye2005-05-04

テントの方が良く眠れる。水芭蕉の所でよく歩いたせいでもあるけどね。
また、手袋をなくしてしまった。ザゼンソウの群生地のあと、近くの神社で道草していた。ヤマザクラの落花狼藉。盛んに花びらが散る様子は、さすがに私のカメラではとらえきれない。もう電池もなかったし。撮影はあきらめたのだけれど、しばらく持参した文庫本を読んだりしてそこで過ごした。そろそろ出発となったら、手袋がなかった。無くしたのか、盗られたのか?傘、手袋、キャップ。このあたり、実によく失くす。ウエアの問題でもあるんだな。今回、例のフーマクロスのツーリングデビューで、どのポケットに何を入れるというのが定まっていない。
桜の花びらを散らす様子は、射精を連想させる。単に美しいというより恍惚に似ていると思う。花は植物の生殖器である。と、こういうことを言うと、「顔の位置に性器があるんだ(笑)」みたいな反応になるのだけれと、人間の顔って、でも、性器じゃないんだろうか?目、鼻、口、なんかのパーツ自体は性器じゃないかも知れないけれど、その総合としての顔は、性器だという気がしている。人間の脳には「顔細胞」といって、顔の識別を専門に受け持つ部分があるそうです。マンホールとか、クルマの前面とかが、顔に見えるのもそのせいですと。そういうのがあるって言うことは、顔が重要なパーツである証拠だし、もちろん、コミュニケーションツールでもあるわけだろうけど、それってある意味ではセックスとリンクしていますよね。
コンビニで軍手を買って日焼けに備えた。そのまま帰っては早すぎるので、富山と新潟の県境、護国寺ツツジを見に行った。でも、ツツジはまだだそうで、シャクナゲが盛りを少し過ぎたところ。ここのシャクナゲは大輪で、株も大きく立派だった。シャクナゲの美しさは独特、「この花は透き通ってるね!」という、観光客の声がした。それ、ちょっといただくことにした。透き通っている。確かに。
護国寺の後は、8号線を避けて、海沿いに走った。親不知子不知をこえたら、8号線を避けた方が却っていいかも知れない。混まなくて。今日も夏日だったようだ。昨日の朝、震えながら走っていたのがウソみたいだ。