城端曳き山

去年の城端

城端に曳き山を見に行くつもりだったが土砂降り。中止になったかも知れない。夕方ようやく日が差しはじめたので、提灯山は、たぶんあるだろうけれど、寒々しくて気が乗らない。正直言えば、今気持ちが閉じ気味になっている。
ちなみに写真は去年のもの。去年も晴れてはいなかった。

吉村さんが、千住博を見に行ったそうだ。BBSの方に投稿くださっているので、詳細はそちらで確認頂きたい。くだらないことを言うみたいだが、「せんじゅひろし」だ。千住の博覧会ではない。NHKでちょっとの間、講座を持っていたので、ご存じの方も多いかと思う。サハラ砂漠水墨画なんて、ちょっとお目にかかれない。日本の画壇は今盛り上がってきているかも知れない。特に、日本画は新しい試みが盛んである。貧富の差が拡大しているのと何か関係があるだろうか?

このはてなダイアリー、ブログとしては、不満な点も多いが、面白いのは「人力検索」の方で変わった質問が舞い込んでくる。先日の『松林図屏風』について早速質問している人がいた。「最近発見された『月下松林図屏風』について」
『松林図屏風』は、墨だけで表現されているが、『月下・・・』の方は、金粉が使われ、しかも、空白だった左上に月がある。『月下・・・』の本物は見ていないが、これは確かに「写楽とは誰か?」とか、「モナリザはもう一枚あった」とかに続くミステリーになりそうである。