会津からの帰還

さっき、帰還した。実際のところ、関東には日があるうちに入っている。ところがそこからが疲労原因の大半。八王子あたりでは、もうこの辺で宿ろうかと思った。
昨日、書かなかったのは、電話の電池がなくなったためだ。ツーリングにでた途端に、いろいろな人からメールが入ったので、それにレスしなければならなかったし。一件は、前の職場の人から。もう一件はtenkoさんが、一時帰国するというメール。ブログで拝見した限りでは、入社試験(?)のための一時帰国。かなりのレアケースだ。
昨夜は、枇杷のかげ運動公園という河川敷の芝生で一泊した。かなり広いところの一番隅っこで泊まったので何事もなかったが、三時頃トイレに歩いていくと、同類がいた。向こうは経のワンボックス。ガスランタンを点けていたせいか、こちらに気が付かなかったらしい。うっかり張ってある鎖に蹴躓いた音に驚いて「誰?誰かいるの?」と暗闇に向かって声をかけていた。自分のことを棚に上げて。(笑)
どこかへ失せていた私のペツルだが、メッセンジャーバッグの中から見つかった。思い出してみれば、この夏のツーリングは、出かける寸前雨になりそうだったので、ザックをやめて防水のメッセンジャーバッグにしたのだった。メッシュジャケットといいあのツーリングは異例づくめだった。メッシュジャケットというのも走っているときは、おなかが冷えるくらい涼しいが、泊まると空気層ができて案外暑い。ベンチュレーションのちゃんとしたゴアテックスのジャケットの方がかえっていいかもと思う。
木賊温泉の岩風呂で会ったライダーが、全身フーマで装備もフーマ。しばらくフーマ話が弾んだが、意見が一致したのは、モンベルが買収した後のフーマは質が落ちたと言うこと。とはいっても、フーマの全盛期はバブルの真っ最中。日本経済の全盛期でもあるわけで、商品に贅を尽くしていた。今は、時代が違う。その点は加味してあげないといけないとは思っている。それにしても、コンセプトが伝わってこない気がする。
木賊温泉のチョイ上手にキャンプ場があって、そこで大きめの集まりがあったそうだ。なんか、対向車線にライダーが多いなぁと思っていた。去年は賀曽利さんも来たそうだ。
今日は前沢曲家と木賊温泉だけで、すぐに帰途についた。