昨日預言したとおり、今日もまた無為に過ごした。しかし、寒さがつのるなぁ。吉田健一の文庫を読み始めているのだけれど、古本の文庫なので文字が小さくて風邪の身につらい。
週刊文春を買ってきた。桃井かおりのインタビューが面白かった。こないだ倉橋由美子の書評集に触れたが、実はこれも読みかけで、ほかに、もう一冊読みかけの書評集がある。それでというわけではないが、ちょっと目がとまった記事が、都築響一というひとが寄稿した、朝日新聞の書評欄を突然辞めた経緯。週刊文春の記事であることを割り引いても最近の朝日新聞はどうかと思ってしまう。
もちろん、朝日より文春の方がいいと思っているわけではない。私は小林信彦とか、高島俊夫とか記名してある記事が読みたいので、記者という不特定多数の無責任なつぶやきに一喜一憂するつもりはない。選挙前の記事は意図が見え見えだった。