奥様は魔女

ちょっとした気の迷いか、ニコール・キッドマン主演の『奥様は魔女』を見た。こういうヒット作のリメイクってオリジナルとの違いをだそうとしてこける場合が多いが、これは長く愛されているオリジナルへのよいオマージュになっている。
そんなに長く生きてきたつもりもないが、過去からは案外いろいろなものを拾ってくることができると気づいた。平凡な幸せを積み重ねておくべきなのだ。たとえばカーテンの色を何色にするかとか。
そういえば、高遠菜穂子さんも言ってた。平和になることは平和の意味を知ることだとか。平和の意味を知ることってのは、まあ、ちょっとした気の迷いで『奥様は魔女』を見たりすることなんだろう。
桜が散り、じいさんが道端に腰を下ろして莨を喫ったりししている。こういうのがまぁ春なんだろうね。おもえば関東で迎える初めての春であろうか?早く関東の人にならないとな。
ところで、パソコンとは無粋なもので、「たばこ」と入力すると「煙草」と変換する。せめて「莨」という字も候補に上げてもらいたい。無粋ついでに付け加えると、アメリカはジョージ・W・ブッシュ以前のアメリカに戻ってもらいたいものだ。