いつのまにか八月

knockeye2006-08-03

阪神タイガーズ同様オールスター明け初の更新。いつのまにか八月。七月は忙しかった。
神奈川新聞がくれたカレンダーだと8月の13日が「月遅れ」の迎え火、16日が送り火となっている。同じカレンダーの月末あたりに目を移すと「仙石原すすきまつり」とか書いてある。うかうかしていると夏も終わってしまう。お正月に「今年はツーリングしまくるぞっ」と思っていたのに、ぜんぜんしていないし、ガソリンは140円超えてしまうし。GWは実家に帰ったので、お盆はツーリングしようと思う。去年は伊豆に行って大失敗だったから、今年は近場で標高の高いほうに行こうと思う。盆休みといっても一週間もないわけだし。

アダプテーション DTSエディション [DVD]

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アダプテーション』という映画がTVでやっててこれが面白かった。『マルコヴィッチの穴』という「何じゃこりゃ?」という映画があるのだが、その脚本、監督コンビだった。途中で『マルコヴィッチの穴』のセットなんかも出てくる。なかなか凝ったつくりの映画で、私は『マルコヴィッチの穴』より気に入った。
主演はニコラス・ケイジ(二役)。アメリカの女性が「知的な男性」をイメージすると、ニコラス・ケイジが浮かんでくるんだと、ハタと気づいた。チャーリー・カウフマンの脚本が独特なのは、書いている彼自身の姿が、右脳の45度前方くらいに一瞬浮かんできえることだ。そうとうデブらしいな。肥満っていうのはアメリカを覆う暗い影で、おそらくかの国にとってウサマ・ビン・ラディンよりはるかに恐ろしい敵であろう。テロリストは爆弾よりも、あぶらぎったドーナッツをばら撒くべきなのだ。糖分と脂肪がアメリカにとっての生物兵器なのである。
いつものように話がそれまくってしまったが、メリル・ストリープもかっこいいし、オススメできる映画だ。
ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)

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GKチェスタトンという人は、ほんとは詩人で評論家であるらしい。しかし、楽しみと暇つぶしのための読書には、そういう人が余技で書いたこういう推理小説が向いている。しばらく楽しめそうである。