Secondlife

knockeye2007-01-05

「トラウマ」という言葉は、ドイツ語の「トラウム(夢)」から作ったフロイトの造語だと思い込んでいた。が、これは全く「でまかせ」だったらしい。でも、いかにもそれらしいでしょ?現代社会の情報って、ポプラの種みたいにどこから飛んできて、いつのまに根付いてしまったのか、本人もはっきり分からないことが多い。
仕事始め。取引先の中には8日まで休みのところもあるので、まだ本格的に動き出した感じはしないが、ただ、実感するのは、自分は取替えのきく部品に過ぎないということだ。わたしは、この職場の誰とも人間としてのつながりは感じないし、付き合いも求めていない。孤立とかそういうこととは、また別のことで、職場で感じる孤独は、美術館や映画館で味わう孤独と、うまく呼応しあっているべきなのだろう。
「機械のカラダを手に入れたい」という願いは、たぶんもっと自己完結的なイメージではなかったろうか。いまでは、ほとんどすべての人が、事実において機械の一部にすぎない。機械に心があるかどうかはともかく、機械の一部に、もし、こころがあったとしても、それが、カラダとしての機械をコントロールしていないことはあきらかだ。そこでは、こころは蹂躙されるしかない。
だから、こころは情報という形でカラダと分離し、ネットの世界をさまよう。日本人のブログ開設数はすこぶる多いらしい。まさにSecondlifeを生きているらしい。
2りんかんでネオプレーンのグラブを買った。ハンドルカバーをつけてもいいが、今年は暖かすぎてすこし大仰な気がするし、今使っているメッシュグラブが手首の辺り、かなりやばくなっているので。冬用グラブはネオプレーンに限ると思っているが、なんか手だけ海猿みたいに見えないこともない。