トランクを2つ

knockeye2007-01-06

鶴岡八幡宮の住所は、鎌倉市雪ノ下2丁目云々。
今日は少し降った。新聞回収日だったけど、朝から雨に濡れそぼる新聞のたばが頭に浮かんで、いやになってしまった。
夕方、職場を出たとたんに、どこかの家のカレーの匂いが鼻を撲った。バイクで走りながら、口がカレーになっている。たしか、南林間あたりにCoco壱番があったのではないかと246を越えたが見つからなかった。鶴間にあったらしい。ちょっと行き過ぎていたわけだ。またいつか機会があれば行ってみよう。雨はやんでいたが、少し霧が出ていた。
246を越えるのは、どこか川を越す感じに似ている。川向こうに行くみたいに感じてしまう。このあたりのことは、まだ何も知らない。ここに自分の生活があると思えるにはどれくらいかかるのだろうか?
安倍総理が、'07年の春闘について、「景気回復が家計にも広がる経済にしていきたいのでご協力いただきたい」と経済三団体に賃上げの要求をしたらしい。総理が言ったからって、上げてくれるとは思えないが、こういう異例の発言が出るほど景気の実感が一般家庭に還元されていないということなのだろう。税制も企業優遇に成ることは確実らしい。ホワイトカラーの残業はただ働きになるらしいし。奈良あたりの役人とはずいぶん待遇が違う。
優香が表紙の「一個人」という、大上段に構えた感じの雑誌に、早速、姫路〜敦賀の新快速が記事になっていた。列車旅の特集なのだけれど、やっぱりこの電車は、鉄ちゃんたちの目に留まるらしい。このダイアが誕生したのは、2006年の10月だそうだ。出来立てのほやほや。敦賀商工会議所おもてなし大使てふ人の言葉を引用しておくと、
敦賀は貿易の拠点として明治時代まで栄えていました。昭和初期までは東京から敦賀を経て、ウラジオストック、ベルリンまで走る欧亜国際連絡列車が運行されるなど、国際的な都市として発展してきた歴史があるんです。」
それで、思い出したのだけれど、1999年にヴァニノからサハリンに渡ったとき、舞鶴からヴァニノまで船が運航されていると聞きかじった。(いまここで「聞きかじった」と書いて、自分で笑ってしまう。相手は日本語がしゃべれない、わたしはロシア語をしゃべれない。片言の英語でなんとかコミュニケーションをとっていたのに、どういうわけで「聞きかじった」りできたのだろうか?全くの誤解である可能性はたぶんにある。)もしそうなら、舞鶴からヴァニノに渡って、そこからマガダン、ヤクーツクといくルートもいいなぁと夢想したのだった。
バイクのリアに積んでいるケースが駄目になってしまったのは以前書いたが、なかなかよい代用品がみつからない。ホントはトランクがほしいのだ。豚革のトランク。さもなくばヌメ革のトランク。宿に着く。バイクからトランクを2つ下ろす。サイドキャリアにつけているイメージだ。ショックコードで縛り付けているみたいな感じは避けたい。そいつを両手に持ってフロントに向かいたい。