昨日の続き

ひそかに今週は読書週間にしようと思っていたのだけれどなかなか思うに任せない。
昨日の河合隼雄の本だけれど、やはりあれは、よかれあしかれ、紀行文と読むのがよい。旅のリアリティーを抜きにすると、ちょっと牽強付会に読めるかも。わたしは河合隼雄ファンであるから好意的に読む。
「近代の超克」ということをむかし、小林秀雄が言った。だけどそのころの日本の実情は、超克どころではない、近代の戯画だったとわたしは思っている。ときどき、そのころの日本の文化をさして「古き良き日本」みたいに言う人があるが、悪い冗談としか思えない。たいていそういう人とはコミュニケーションがとれない。
にもかかわらず、やっぱり近代は終わっちゃったんだろう。超克とか大げさなことは言わなくても勝手に古びて寿命が来たのだ。
そういうことを近代の本流にいなかったわたしたちはチョット冷ややかな目線で眺めている。だが、そこにたちまち絡んでくるパラドクスは、そうはいっても近代をすっ飛ばしちゃったのはまずかったなぁという思いである。あの人たちの近代が行き詰ったのはあきらかだけど、人のこと言っている場合でもないなぁと思うわけである。
ところで、パナソニックからFZ−8が出た。マニュアルフォーカスがついたのはいいけれど、720万画素。いいかげん1000万画素にしろよ!それにまだ絞りはf8までだし。11とか16までは絞りたいものだよなぁ。でも、あのサイズで12倍ズームで手ぶれ補正がついているのがパッケージとして魅力なんだぃねぇ。