映画2本

昨夜(というか今朝というか)は、5:00AMまで働いていた。この一年で達した境地というのは、仕事に評価を求めないこと。対価を得られればいいのである。ったく。
というわけで、いかに天気がよかろうとも、お手軽な土曜の過ごし方は映画。海老名のシネコンで2本見た。
『叫』
役所広司がいい。黒澤清の脚本もいい。こわいのって途中から加速がついてこないと私はのれません。これは、途中からズンッといった。葉月里緒奈、小西真奈美の綺麗さが怖い。
『バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式』
君塚良一ホイチョイプロ=うまい!こういうコメディには阿部寛以上の人はいないと思う。ただ、薬師丸ひろ子広末涼子はコメディエンヌとしてどうなんだろう。結果として吹石一恵がおいしかった気がしないでもない。関西のDNAってやっぱりコメディーではいきいきするのかなぁ。
あえて難癖をつければ、ふけメイクと外タレがしょぼかったかな。掃除機のシーンは笑ったけど。
バブル時代ってみなさんは何をなさってましたでしょうか?私は人生で最も暗い時期のひとつを過ごしていた。大学を辞めてぼーっとしていた。バブルは全国規模だったんだけど、あのとき東京で大学生やサラリーマンをしていた人は、考えてみれば日本史上未曾有の経験をしたんでしょうな。あの浮かれた時代の風潮に乗ってイケイケっていう、そういう人間ではないので、私は。
バブルとは何か?とか、そういう映画ではないのですが、あれこれ思い出しますな。とりとめなく。わたせせいぞうとか流行ってたんだよなぁ。なんだったんだろう。