雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに

仕事に追いまくられて、バカになっているんじゃないかと不安になる。少なくとも、バカにされるくらいは仕方ない。
モッツァレラとトマトを買ってきて食べる。切って並べてドレッシングをかけるだけ。こんな簡単なレシピもないのだけれど、けっこううまい。
モッツァレラは南日本農業なんたらの生産で、所在地は宮崎県になっている。モッツァレラって水牛の乳から作ると思っていたのだけれど、宮崎県に水牛がいるのだろうか。
わたくし身体が単純なので、春になると野菜が食べたくなる。「春の野に出でて若菜摘む」DNAがひそんでいるらしい。業務用シーザーズサラダドレッシングを買ってきた。最近、なるべく肉を食わないようにしているが、シーザーズサラダにはベーコンがほしいなぁ。
天気予報によると、明日は初夏並みの暖かさだそうだ。オーバーパンツが暑苦しくなり始めた。
恒川光太郎の『雷の季節の終わりに』は、この忙しい中、一気に読ませる小説であった。この作家にはまだまだいろんなものが隠れていそうな気がする。自分が作り出した不思議な世界に読者を引きずりこんでおいて、「私が書きたいのはこれじゃないけどね」といっている気がする。
宮崎駿がテレビに出てた。ラディカルである。