ぶっちゃけた話

夜勤明けの土曜日の夜であり、一週間で一番ゆったりしているはずの時間帯だけれど、義理で明日も出勤なので、もう寝なきゃいけないのだ。
ところで、こないだ書いた「協調性」という言葉に、はてな自動リンクしたので、いろんなサイトを渡り歩いてみたが、いまだに縦型社会のこの国にあっては、この言葉は「忠義心」と同義語のようだ。
「協調性」を英語でどういうかを今考えていたところ。以前、ラジオで「leadershipばかりが強調されてきたアメリカで、最近はfollowershipの重要性が言われるようになった」という話に続いて、「つまり、××だけでなく、○○も重要だ」という話で、○○にあたる単語を思い出そうとしている。××が思い出せれば、○○も自然に出てきそうなんだけど、思い出せない。
しかし、ぶっちゃけた話をしておくけれど、「わたしは協調性がないなぁ」と言っている人間は、正しい意味での協調性があるので、「だれそれは協調性がない」なんて人前でわめいている人間こそ協調性がないのである。違う価値観を持っている人間がすりあわせるから意味があるので、全部の人間をひとつの価値観に統一してしまおうと言う考え方を協調性と呼んでもらっては困る。
実社会においてはわたしは協調性の権化であって、「協調性がないなぁ」と言う韜晦は、あくまで「日本社会にあっては俺ってなかなか個人主義的だよなぁ」という、やや鼻につく自己満足なのだ。そこを誤解してもらっては困る。