谷根千

knockeye2008-03-01

横尾忠則の展覧会が今日で最終日だった。
会場のSCAI the BATH HOUSEのある根津は、小田急と千代田線が乗り入れしているので、遠いわりにはアクセスがいい。
それで気楽に出かけたのだけれど、駅を出てからまったく分からなくなってしまった。交番で聞いても、区民センターで聞いても、分からない。104に電話してみたが、「・・・登録されてませんねぇ」と言われる始末。大体、「SCAI」をなんて読んでいいかわからない。
しょうがないので本屋でぴあを買ったが、今週号には掲載されていない。悪夢である。もちろん、京ポンで検索してみるのだけれど、「メモリーが足りません」というていたらく。
帰宅後、ネットで調べてみると、根津駅から言問通りを直進して、下町風俗資料館の角を入ったところだった。それは、根津っちゃ根津だけど、上野っちゃ上野である。根津駅界隈で尋ねて分からなくても仕方なかった。ちなみにぴあを買った本屋さんでも聞いてみたが、「このあたりは芸大の関係で、そういうギャラリーが多いからねぇ」と言われた。
仕方がないので、横尾忠則はあきらめて、谷根千といわれるこのあたりをうろついた。
といっても、そろそろ日が傾いていたし、根津神社によって不忍池まで歩いただけ。帰りは上野から横浜に戻って、さらりで、鯛茶漬けを食べた。いつも行列が出来ている。人気があるせいでもあるが、ひとつには店が狭いせいでもある。もう一軒くらいどこかに出店しても良さそうな気もする。