2パーセントの生還率

いいともを見ていると、佐田真由美が「今年花粉症が治った」そうで、100人アンケートで「花粉症が治った人」は100人中2人だった。2パーセントの生還率は、高いのか、低いのか。
花粉症は、なっても誰も同情してくれないし、ただただみっともない。できればなりたくないものだ。今年の花粉はひどいものであったらしく、昨夜は、さまぁ〜ずの三村が花粉症デビューしていた。
佐田真由美は、ノニジュースが効いたと主張していたが、私の第一回目の花粉症が治ったのは、原因が分からないとは言うものの、実はうすうす、第一回目のロシアツーリングに原因があるのではないかと考えている。あの翌年から、出なくなったからである。
注意して、人の情報を集めていると、花粉症の時期を海外でやり過ごすと、それからでなくなるという説も耳にした。私の第一回目の惨憺たるロシアツーリングは、ちょうど花粉症の時期に重なっていたので、これが一番有力な治癒の要因ではないかと思っている。
ただし、人には言わない。これでみんながロシアに殺到しても困るし、治らなくても責任が負えない。

先週、『接吻』を見に行った映画館で、四月から上映の予定だった『靖国』が上映中止になった。近隣の商業施設に迷惑がかかるそうだ。
世の中にはふたとおりの人間がいる。
自分を国家の一部だと考えている人と、国家を自分の一部だと考えている人である。
私は後者である。前者が近隣の商業施設に迷惑なのは、どういうわけか他人も国家の一部にしないと気に食わない点である。私に言わせれば、それはとりもなおさず、国家が彼の一部である傍証なのだけれど、いずれにせよ、これは右だ左だとは関係ない。自他の区別がつかないのは、子供の特徴である。