GINGER創刊号

香里奈がきれいという理由だけで、GINGER創刊号を買った。香里奈はステキな声をしてたよなぁと思いながらページをめくる。
幻冬社の雑誌って珍しくないですか?
全ページカラーグラビアなのはすごいけど、成功しそうな気配は感じない。何がしたいのかよく分からないし。
でも、こういうのを男性向けのグラビア雑誌でやったら面白いだろうな。新潮社から「月刊」シリーズというアイドルグラビアのMOOKが出ている。私も「月刊森下千里」は持っている。あのコンセプトをもう少し広げるわけ。
あれは、廉価版写真集的な位置づけでしかないけれど、せっかく月刊誌の体裁をとっているのだから、水着の写真だけじゃなく、おしゃれなファッションでセクシーさを強調することもできると思うし、服や小物で女性層にもアピールできるような雑誌にしていくと可能性が広がる気もする。
ロケーションもそのへんの海岸とかそのへんのホテルじゃなくて、どこでもいいんだけど、撮影地を限定するだけで、旅行特集的なページになる。観光地を紹介する記事もアイドルグラビア的な写真でやるわけ。
例えば今だったら、森下千里と満開の桜というテーマの写真。各地の桜を森下千里をモデルに紹介してもよい。ただこれは一年先に企画しなければならないわけだから、泡沫タレントは使えないけどね。
それでファッションもブランドとタイアップして女性にもアピールする。美容室とかカフェなんかにおいてもらうようにすればいいですね。喫茶店においてあるエロマンガという感じじゃなくするためにですね。
でもちょっとえろいパートももぐりこませておいた方が受けるかも。ちかごろはホリエモンもAV評をやってるそうだけど、たとえば、その月に特集されたアイドルと加藤鷹のAV合評とか。いっそAV女優とのインタビュー記事とかね。
GIGERの記事で面白かったのは、飯島愛押井守にアニメの企画を持ち込んでいたという話。三年越しに打ち合わせを重ねていたらしい。
押井守の話で印象的なのは
「いつだったか、『髪を切っちゃえ』っていったんですよ。とにかくのトレードマークみたいな長くて赤い髪が、彼女を束縛しているように感じられたから・・・」
でも、彼女は切らなかった。
ダウンタウンに「元AV女優って言わないでくれ」といって大喧嘩になったという話も聞いたことがあるけど、そんなこといったって元AV女優って知らない人いないと思うんだけど、不思議です。
36才だったそうなんですが、そのあたりの年齢って、女性がそれまで、「これが女性だ」と思ってきた価値観の見直しを迫られる年齢なのかもしれない。切実に。
藤原紀香も37才。「ジェイヌード」っていうフリーペーパーに「今だからいうけど・・・」みたいなコラムが載ってました、あの結婚についてですけどね。
結婚の当時にも書いたと思うけど、結婚の前に結婚についての本を一冊書くような女は、男としてはやりきれない。まじめなんでしょうけど、藤原紀香の頭にあるのは「藤原紀香の結婚」であって、相手のことはほとんど眼中にない。といったら、言いすぎですかね。
あの結婚は「もし藤原紀香が結婚するとしたら」というシミュレーションみたいなものに見えて仕方がない。
一般の人と彼女が大きくちがうのは、結婚なんてしなくてもいい立場だし、むしろ、する方がリスクが高い。自分はアフリカにいて事務所を通して離婚するなんて、ひどいこというようだけど、分かれやすい相手を選んだとさえ思えてしまう。