桂雀三郎の独演会

knockeye2009-05-12

東京の米朝事務所から葉書が届いて、こんどの七月五日、去年とおなじく千代田区内幸町ホールで桂雀三郎の独演会があると知らせてきた。
チケットの発売はきのうからだったのだけれど、うっかりしていて注文は今日になった。
東京の米朝事務所に電話をしてチケットを買う。
「今ならまだチケットぴあの方がいい席がありますけど」
と言われたけれど、わたくしなんとなくチケットぴあがキライ。
それに、当たり前といえば当たり前なのだけれど、米朝事務所に電話をすると,東京なのにきれいな大阪弁が聞けてほっとする。
ゴールデンウイークに帰省したとき、父のクルマでラジオを聞いていたら、浜村淳がまだ現役でがんばっているのには驚いた。そこで、浜村淳はいくつ、上沼恵美子はいくつ、桂枝雀は生きていたらいくつ、みたいな歳の話になった。関西に帰ると芸人が身近に感じられる。
米朝一門の話題のひとつには、桂ざこばの弟子、桂都丸が四代目桂塩鯛を襲名することになった。恰幅がよくて噺に華のある桂都丸にはよく似合う名前ではないかと思う。
なんでも、この塩鯛という名跡は、まだ朝丸だったころのざこばが、六代目松鶴に勧められたことがあるそうで、米朝師匠に承諾をもらいにいって叱られたのだそうだ。
「なんで六代目にうちの弟子の名前決めてもらわなあかんねん」
みたいなことでもあろうか。
これはお怒りごもっともな話で、こういうことを悪びれずにやれてしまうところが、桂ざこばという人の面白いところだ。
桂都丸も内幸町ホールで独演会を続けている。来年は襲名披露ということになるのだろう。
ほんとうは、このGW、京都国立博物館に行った日、法然院桂雀三郎の落語会があった。行くか行くまいか迷ったのだけれど、ネットの情報では、去年はかなりの混雑具合だったようで、必ずしも空調が効いていないに決まっている会場では、ちょっとつらいかと思ったわけだった。
五月の法然院で雀三郎の「三十石」。混んでいなければ最高なのだけれど、このごろは雀三郎という名前が人を呼べるようになってきていて、それはそれで喜ばしいことである。