ササヤキグサ

私の背丈よりはるかに高いササヤキグサも見つけた。
株の下のほうでは、もう花が終わり実になっている。
ササヤキグサは、またチャンパギクとも呼ばれ、ベトナムあたりから来た外来種だと思われていたこともあったらしい。でも、実は在来種なのだそうだ。
つまり、長い間足許に自生していたのに、まるで見えていなかったということになる。
理性も感性も、意志の力で訓練しなければ、自分の目で見ているつもりで、実は他人に見せられているだけということも。