つづき

上に書いたことの続きだけれど、現に、菅直人第三の道の、成長産業にかかげる、環境、介護、アジアのうちの、介護の分野に、さっそく利益のにおいを嗅ぎつけた役人たちが蝟集し始めている。

 高齢化社会が進み、これからますます必要とされる介護サービス。
 しかし、その国家資格で潤う天下り法人があります。
 法人が貯め込んだ利益は38億円。
 一体何のためのお金なのでしょうか。

これって‘第三の道’かね?
第一の道と何ら変わらないように見えるけどね、食い物にされるのが道路か年寄りかの違いだけで。
つまり、今朝書いたことで私が言いたいのは、こういう官僚のあり方を変えないまま増税しても、ざるに水を注ぐことになるだけでしょうということ。
もし、菅直人が改革と政治主導をあきらめていないなら、このような天下り法人が放置されるはずはない。
だが、現にこういう天下り法人が見過ごされている。
あまりにも簡単な三段論法だ。
いったん回復した民主党の支持率がまた下がり始めている。
国民は菅直人に、上記のような寄生虫体質の官僚と徹底的に闘ってくれることを期待したと思う。
しかし、「最小不幸社会」という現実路線は、つまり、官僚に対する敗戦宣言に聞こえてしまう。
もう一度いうけど、もちろん、それが誤解であることを願ってはいる。
思い起こせば、去年からずっと言ってきている。
私は民主党を応援したいと思っている。ただ、民主党が応援させてくれない。