誤解じゃなかったみたい

菅直人のいう「第三の道」「最小不幸社会」「消費税増税」を並べてみると、

「もう構造改革とか政治主導とかあきらめてさ、官僚にお金配ってもらって生きようよ」

といっているように見える。

もちろん、これが誤解であることを願ってはいる。

って、一ヶ月前くらいに書いたんだけど、誤解じゃなかったみたいで、菅直人は、国家戦略室を事実上骨抜きにすることに決めてしまった。
政権交代は、橋本龍太郎以来徐々に進んできた政治主導の流れを、官僚がひっくり返すのに、都合よく利用しただけという、笑うに笑えない結末になってしまった。
よい政治家というのは、なかなかに得がたいものらしい。
つぎの世代が、この失敗から何かを学んでほしいと思う。しばらく混迷は続くと思う。