「魔法使いの弟子」

knockeye2010-09-12

映画「魔法使いの弟子」を観にいった。
最高に楽しめるファンタジー。
主演 ニコラス・ケイジ
監督 ジョン・タートルトーブ
製作 ジェリー・ブラッカイマー
は、「ナショナル・トレジャー」のトリオと聞いて納得。
下のスティルを見れば、日本人なら誰でも思い当たるフシがあろうというものだ。

それをニコラス・ケイジが大真面目以上で演じている。
プロダクションノートによると、そもそも、ニコラス・ケイジが、「ファンタジア」の「魔法使いの弟子」(ディズニー黎明期のオムニバス・アニメの一編で、魔法の杖を振る、三角帽子のミッキーマウスは、誰もが一度は目にしたことがあるだろう)みたいな映画を作りたいと、脚本家たちとアイデアを練ったそうなのだ。
「ファンタジア」のなかでミッキーマウスがやらかすドタバタは、この映画でもきちんとオマージュされている。
(というか、クライマックスにもかなり重要な役割を果たしている。)
つまり、この映画は、ディズニーアニメ、日本のアニメの両方に敬意を表している。
(というか、どっちともやりたかったんでしょうな。)
ヤッターマン」か、「カールじいさんの空飛ぶ家」のときかに書いたと思うけど、すきがこうじてやってるのか、金目当てでやってるのかで、仕上がりが全然ちがってくるわけ。
この映画は、ラストの‘つづく(to be continued)’感まで含めてワクワク感いっぱい、息も付かせぬ展開でした。
ニコラス・ケイジは、さすが、破産寸前になるだけのことはある。スケールが違う。
「バッド・ルーテナント」も観にいけばよかった。