ハンブルグ浮世絵コレクション

原宿の太田記念美術館で、これは、期間中、二度の展示替えがある。しかも、各会期ごとにほぼ全点入替だそうだ。小さな美術館なので。
以前、鈴木春信と鳥居清長をくらべて、鈴木春信の方が好きだと書いたし、今でも、その気持ちは変わらないのだけれど、やはり、鳥居清長もいいな。
ただ、絵としては、鳥居清長の方が‘正確’なのかもしれないが、伝わるかどうかわからないが、鈴木春信の絵のほうに、対象に対する強い欲望を感じてしまう。
絵に描けないものを絵にこめようとしている。
そういう画家が結局好みなんだなと思う。