東京電力のウソ、またひとつ

knockeye2012-02-06

 職場に、ガス屋さんに来てもらって、配管のチェックをしてもらっていた。
 古いつきあいのガス屋さんなのだけれど、担当の方は、替わってまだ一年も経っていない。今度の人は、震災の頃、いわき市にいたそうだ。
 四方山話に、ガス屋さんならではの話を聞けた。
 福島の原発に高圧ガスのチェックに入った話。
 高圧ガス事業法の基準では、NGになるような配管でも、福島原発では、「OKに書き直してくれ」といわれるのだそうだ。なぜなら、電気事業法に守られているから。
 おかしな話だ。
 原発は、電気事業法で規制されているのではなく、守られているのだ。
 「想定外なんて全然ウソですよ」
と言っていた。
 そのときに、猪瀬直樹東京都副知事が、東京電力の電気料金値上げに異議を申し立てたという話題もでた。以下の記事にくわしい。

 国政を見る限り、日本の未来は暗澹たるものだが、東京という都市は、魅力的でありうるのではないかと思っている。
 あるいは、名古屋、大阪もそれに続きうると思うし、大都市でなくとも、地方都市が魅力を持つ可能性もあると思っている。
 グローバリズムが、相対的に国家の重要性を引き下げて、都市の重要性をあげたのではないか。
 日本から逃げていく金が東京には集まってくる、といった図式を頭の片隅においていることが、これから必要になるかもしれない。