補足

knockeye2014-08-10

 きのう、

 具体的に言えば、慰安婦の報道。提示している事実は虚偽なのに、「全体像は正しい」という論理は、その「慰安婦」が現実ではなく、すでに思想であることをしめしている。少なくとも報道の上では、慰安婦はもはや思想なのだ。貧弱な現実しか提示できないのに、思想だけはゴリ押ししてくる。こうしてジャーナリズムは市民の信頼を失った。この構図が、慰安婦報道に限らないことに気がついても良いだろう。

と書いたが、ちょっと何のことか伝わらないかと思いついたのは、その前の日の記事とその日の記事との間に、はてなブックマークがひとつはさまってるのを、書いた本人は分かってるけど、読んだ人は知らないわな。
 前々日の記事を書き終わり、届いた朝刊を広げたら、

ちょうどこの記事が載ってた。
 読んでご覧になれば損にはならないが、朝日新聞の虚偽報道については、批判どころか分析すらしていない。30年間虚偽を垂れ流していた報道に対するジャーナリズムの態度として、これはまっとうか?。
 慰安婦報道については、以前、この新聞、強制連行の証拠がないのは「隠したと考えるのが自然だ」と書いていたことがあって、絶句したことがある。この考え方を裁判官が支持しないことを祈るしかないが、ともかくも、昨日の記事のくくりは、これに限らず、この手の意見に接してのことだった。一応、補足として。
 ところで、吉田清治氏が元慰安婦の女性に謝罪している写真を見たんだけれど、改めて異様な感じを抱く。わざわざウソをでっち上げて、まったく無関係な人に頭を下げて。デマゴーグの心理って、こういう時、ワクワクなんだろうか?。サンゴにいたずら書きした朝日のカメラマンに聞いてみたい。