期日前投票にいきました

knockeye2017-10-21

 市役所に期日前投票にでかけた。台風が近づいている予報のせいか、普通の投票所以上の混雑。台風が来なければもっと投票率も上がったのだろうと思う。
 このブログは現時点では、だいたい二週間遅れぐらいで書いている感じになっているので、もう選挙の結果はわかっている。
 重要な点の一つは、与党が大勝したにもかかわらず、公明党議席を減らしたこと。これは自公連立政権内での公明党の存在が埋没している表れで、公明党山口那津男代表は、議席減で政権内での発言力が低下するかという問いを否定し、「中道の政党が政権にいること」が重要で「役割が相対的に高まった」と述べたそうだ。これを逆に言えば、政権内で中道的なスタンスをとらない限り埋没するという危機感でもあるわけで、となると、改憲には無条件には乗れなくなったということなのである。
 もうひとつ重要なのは、希望の党という東京都知事が代表の党が国会にできたこと。大阪府知事が代表である維新の会とあわせて、知事が代表の政党がふたつもあり、しかも、その議員数はあわせて60名もいる。まあ、希望の党のほとんどの議員は民進党のはぐれ議員だが、それでも、東京都と大阪府という日本の2大都市の知事が、国会議員を擁する政党の代表だって不思議な現象は、考えようによっては面白いかもしれない。
 10代は自民党に投票する傾向が強かったそうだが、そりゃまあ、この世代は一生民主党には投票しないだろう、から騒ぎの後に消費税だけあげて去った民主党政権を見て育ってるわけだから。投票したくてももうないけど。
 ところで、この市役所は、「22年目の告白」のロケ地だったそうだ。