名工の明治

 この週末は、東京駅周辺の美術館をはしごした。
 三菱一号館美術館のルドン、東京ステーションギャラリー隈研吾、それから、東京国立近代美術館(竹橋にあるやつ)の工芸館で「名工の明治」。
 ところで、工芸館でないほうでやってる熊谷守一はもう観ているのだが、ブログには書いていない。熊谷守一のオリジナリティーは色もフォルムも圧倒的で、いまさら何かを書けるって気がしない。
 というわけで、いつも書きやすいところから書くことになるが、工芸館の「名工の明治」には、鈴木長吉の「十二の鷹」が、修復後はじめての展示がされている。
 これは、












泉屋博古館分館ではじめて観た時、はく製が置いてあるのかと思った。でも、そんなわけないし、と近づいてみると、全部金工だった。
 一見の価値はあると思いますよ。