土曜日に、国立西洋美術館にプラド美術館展を観に行った。土曜日は夜8時まで、東京国立博物館は9時まで開いているので余裕を持てる。
ベラスケスにさほど興味もなかったが、面白かったのは、商人のギルドの集まりを描いた大きな絵《ブリュッセルのオメガング もしくは鸚鵡(オウム)の祝祭:職業組合の行列 The Ommegang in Brussels: Procession of Guilds、》が、まるで、日本の《洛中洛外図屏風》みたいな、そんな感じの絵で、洋の東西を問わず、こういう絵の楽しみ方があったんだなと思って楽しかった。
ちなみに、こないだサントリー美術館の「寛永の雅」展に展示されていた《東福門院入内図屏風》はこんな感じ。
東京国立博物館の《歌舞伎遊楽図屏風》の右側はこんな感じ。
行列を見ると血が騒ぐって、日本人だけじゃないのかもです。
それはともかくまったく予期してなかったのだけれど、上野の桜が満開で、
夜桜を楽しめてしまいました。
庭園に出られる時刻を過ぎていたのが残念でしたけれど。