いまや「WASP」より肩身の狭い「日本人男性靖国信者or学会信者」の略称は

 いまや「WASP」より肩身の狭い「日本人男性靖国信者or学会信者」の略称は、「JAMYAG」かな。それとも公明党はまだ自民党の抑止力と期待されているのだろうか。
 それはともかく、伊藤詩織さんの判決から一日が過ぎて、大人の意見というか、悲観的な意見というかをいわせてもらうと、この判決は、民事訴訟の第一審に過ぎないので、世間の関心がうすれた頃を見計らって、二審でくつがえされるか、差し戻されるかで終わりだと思う。
 この地裁の判決は、ただのガス抜きにすぎないと考えても、悲観的にすぎるとは言えないだろう。でないと、不起訴処分になっている刑事の方とバランスが取れない・・・
 で、改めて、新井浩文の事件を振り返ってみると、

www.huffingtonpost.jp

このハフィングポストの記事を書いたのは、「性犯罪被害者側の弁護士として10年以上仕事をしてきた」弁護士だが、

ネットニュースでこの裁判の内容を知って、目玉が飛び出した。それは、この事件が従来、検察官が起訴することさえ難しかったパターンだったからだ。

と書いている。
 
 現場の弁護士が色めき立つほど厳しい判決が、なぜこの時に限って下されたのか?。について、2つの考え方ができると思う。
 ひとつは、その前年に起こった伊藤詩織さんの事件が不起訴処分になったについて高まった検察に対する不満、不信のガス抜きのため、芸能人が標的にされたというもの。
 もうひとつは、上の記事に書かれている、2018年の衆議院・法務委員会で可決された附帯決議により法の適用が厳格になった(柔軟になった?)という考え方。
 ひとつ目の考え方なら、いつもどおりのパターンで泣き寝入りだが、もし、ふたつ目のパターンだとすると、

この紀藤正樹弁護士のツィートにあるように刑事事件の再捜査が行われる可能性がある。再捜査がなければ、やっぱりただのガス抜きかってことだが。