「自粛警察」が暴走してまっせ あいかわらず

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コロナの時代

 昨日は暑い日だった。マスクは今月いっぱいで限界だな。中国では、マスクしたまま体育をした子供たちがバタバタ死んでいるそうだ。あらためて、ざわちんのすごさを思い知った。一年中マスクしてるって。
 「自粛警察」ってことばがトレンド入りしている。岡村隆史の炎上事件なんて、俯瞰で観ればまさにこの走りだっただろう。まあ、本人が謝っちゃったから、もうどうしようもないけれども、もう二週間突っぱねれば、潮目が変わっただろうにね。
 すぐ謝っちゃうのが、ダウンタウンとか有吉とかになれない弱さなんでしょうね。
 まあ、矢部さんの説教とかも、あの炎上事件そのものを責めているわけじゃないってことを一応書いておきます。矢部さんがあれに関してふれたところを聞きなおせばわかるけど、彼がいて突っ込んでれば、大きな問題にはならなかったろうって言ってます。矢部さんが心配してたのは、岡村さん個人のメンタルなんであって、あの事件そのものじゃない。
 それに、岡村さんの謝罪にしても、「不快にさせてごめんなさい」ってことと、「ネットニュースにすぐにとりあげられて拡散する時代だということにきがつかなかった」ってことを言ってるんで、謝らざるえない背景を説明しているに過ぎないんですよね。
 個人的には、謝ってほしくなかったですね。それについてはくりかえしを避けますが、今回の個別のケースに限らない問題点としては、岡村隆史オールナイトニッポンが生放送ではなく録音になったように、得体のしれない団体のヒステリックな抗議に対して、メディアみずからあっさり表現の自由を葬ることに危惧しないわけにいかないです。問題はシャルリーエブドやあいちトリエンナーレと同じだったわけなので。
 しかも、今回の場合は、擁護する意見、それも女性の側からの擁護する意見もけして少なくなかったにもかかわらず、あっさり謝ることを選んでしまったことに失望せざるえませんでした。もう2週間ふんばれば事態は逆転しただろうと思います。
 ただ、50代を目前にした岡村隆史にとっては、よい転機になることだろうと思います。昨年の『決算!忠臣蔵』もよかったですし、志村けんさんが亡くなったことも、時代の区切りなのかもしれませんし、今回程度の舌禍事件はむしろちょっとしたカンフル剤くらいのことかと思います。矢部さんの公開説教には泣きました。
 しかし、しつこいようですが、謝ってほしくなかったですね。今回の舌禍事件そのものはたまたまコロナの集団ヒステリーにぶつかってしまったに過ぎないですが、それを簡単に謝ってしまうのは、腹をくくってなかったには違いないので。

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