
ベイビーズ・イン・ブラック THE STORY OF ASTRID KIRCHHERR & STUART SUTCLIFFE
- 作者:アルネ・ベルストルフ
- 発売日: 2012/05/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ビートルズがメジャーデビューする前、ハンブルグ時代から彼らの写真を撮り続けたアストリッド・キルヒャーが亡くなったそうだ。
ビートルカットと言われるショートボブのような髪型は彼女が提案したともいわれている。彼女の写真の中では、全員リーゼントに革ジャンのビートルズも観ることができる。
ハンブルグ時代はまだビートルズのメンバーだったスチュワート・サトクリフと彼女は婚約していて、他のメンバーがイギリスに帰ったあと、スチュワート・サトクリフだけ絵描きを目指してドイツに残ったが、脳出血のため急死した。
このへんのことは映画『バック・ビート』とか、マンガの『ベイビーズ・イン・ブラック』なんかに詳しい。というか、100%それからの知識にすぎないんだけど。
アストリッド・キルヒャー(キルヒヘル)の追悼記事がツイッターに流れる中に、ジョージ・ハリソン財団のものがあった。そこにアップされていた写真が、スチュワート・サトクリフが亡くなった後、彼がアトリエに使っていた屋根裏でのジョン・レノンとジョージ・ハリソン。ちょっと感慨にふけった。
この↓写真集で観ることができます。

Astrid Kirchherr: A Retrospective (Victoria Gallery and Museum)
- 発売日: 2010/11/15
- メディア: ペーパーバック
そういえば、今年の二月にはビートルズの映画『A Hard Day's Night』も観た。アイドル映画の原型にして王道。列車の中で歌う「I should have known better」が最高。これもAmazonプライムにあるみたいなのでリンクしておきます。
それから、『Let It Be』当時の未公開映像を編集しなおして、あらたな映画を作る計画も進行中だそうだ。