アメリカは3密どころではないみたい

 アメリカはただでさえコロナの死者が10万人を超す勢いなのに、↓こんな具合に白人の警察官がGeorge Floydという人を踏み殺したりしてしまったので、全米でデモや暴動が吹き荒れて「3密を避けましょう」なんて状況とは程遠いようです。
 そもそもコロナの死者はまともに医療をうけられない貧困層に多いといわれているのに、それにくわえて、警官によるこのようなレイシズムの実例が映像で全国に流布して、さらなる分断を生んでいるという、最悪の状況ですね。

 外出禁止令がでてるみたいですけど、誰も守らないですよね。

 CNNの本社に暴徒が流れ込んできたりしています。

 そういう状況なのに、カメラの前でテレビリポーターを逮捕したりしています。どうかしてます。

CNN reporter arrested on live TV during George Floyd protest in Minneapolis
 そういうなか、Twitter社がトランプ大統領のその件のtweetに警告をかぶせて、閲覧はできるけれども、リツイートも返信も「いいね」もできないようにしたそうです。
 以下のBBCの記事によると、トランプ大統領の「略奪が始まれば、発砲が始まる」という表現が、「1967年12月にフロリダ州マイアミ市警のウォルター・ヘッドリー本部長がアフリカ系市民を厳しく取り締まる際に使用したもの」で、状況を緊迫化させる恐れがあると判断したためだそうです。
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