ロシアの映画なんだけど、『DAU』っていう壮大なプロジェクトのほんの一部がこの『DAU.ナターシャ』なんだそうで、見た感想としては、たぶん他の監督なら、15分か20分くらいに縮められたと思う。くどい。
ところで、『ノマドランド』について町山智浩が語ってるYouTubeがあった。と言っても、たまむすびなんだけど。
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なんでAmazonなのかなと思ってた。原作にはあるんだろうけど。Amazonの倉庫が、ど田舎もど田舎にあるのね。それで、彼らのような車上生活者が季節労働の職を得るんだ、なるほど。その代わり駐車場に泊まっていいよっていう、割りのいいトレードとも思えないけど。
ただ、わかる気がするのは、石の話。石が出てくるんですよね、映画に。ただの石に感動できるかどうかなんだけど。石に感動する人がお金に執着しないのは当然ですよね。
ところで、こないだの『わたしの叔父さん』に出てたあの叔父さん、主役の女の子のほんとの叔父さんだったそうだ。それにしちゃすごくいいお芝居だった気がする。
それで、その時ちょっとふれた『アフター・ウェディング』のハリウッドリメイク『秘密への招待状』を見た。
ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアズが主演なんだけど、元々のデンマーク版ではこの役は男性だったらしい。それを女性に変えたのが無理だったと思う。設定のところで「え?」というモヤモヤがずっと残る。
デンマークと言われても、アンデルセンとハムレットしか知らないと書いたけど、もうひとりマッツ・ミケルセンがいたわ。『アフター・ウェディング』ではミシェル・ウィリアムズの役をマッツ・ミケルセンがやったそうです。