「締約国は、難民を、いかなる方法によっても、人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であること、または政治的意見のためにその生命または自由が脅威にさらされるおそれのある領域の国境へ追放しまたは送還してはならない」と、難民の地位に関する条約の第33条【追放及び送還の禁止】に書いてあるそうです。
2015年時点では加盟国数は145カ国。日本も1981年に加入しています。国際連合全権委員会議で、1951年に採択されました。
つまり、日本は難民を「送還してはならない」んです。ところが、2018年に日本で難民認定を受けた外国人は42人。前年(20人)より増えたが、1万人以上いる申請者に対し、認定率はわずか1%以下となっている。
言い換えれば、毎年、一万人以上の人の生命と自由を脅威に晒している。日本の入管がです。それどころではなく、現に、彼ら自らの手で何人も殺している。
そして、この問題は何年も前から、国連で名指しで批判されています。なぜこれで平気な顔をしていられるのかわけがわからない。制裁を受けても文句が言えない異常な状況です。
ちょっと立ち止まってまじめに考えた方がいい。オリンピックなんてどうでもいいです。
https://www.compathy.net/magazine/2015/12/25/duty-to-accept-refugee-event/www.compathy.net