東京モーターサイクルショーに行ってきました。
コロナ禍になってからあんなに混雑してる場所は初めてかも。特に4大メーカーのサイトは入場制限をしているために、そこに並ぶ列はかえって混雑するという。なかなか不自由でした。
ただ、全てを帳消しにするラッキーな出来事がありました。スズキのサイトに賀曽利隆さんが来てたんです。
朝、たまたま歯医者の予約があって、その上、ホンダの行列が長すぎて先にスズキに回ったら偶然に出くわした。過去には、東京モーターサイクルショーで風間深志も原田哲也も偶然見ることが出来ました。ビッグネームがしれっといてびっくりするのですが、意外に人が殺到しないのが不思議です。
やっぱり賀曽利隆さんはスズキなんですね。後ろのバイクはV-strom 650か1000ですけど、賀曽利隆さんの今の愛車はV-strom250だそうです。これも「らしい」選択です。
このバックパックとサコッシュが賀曽利隆さんの旅装のすべてだそうです。これも「らしい」。服装は、上下とも風魔プラスワン。これは今はモンベルで作ってないはずなので、世田谷の風魔プラスワンでしょう。懐かしいです。
手にしているのは、旅の記録の大学ノート。旅は距離だと言ってました。一キロより十キロ、10キロより100キロ、100キロより1000キロ、1000キロより10000キロだそうです。ヒッチハイクとバイクで世界を何周もした人の言葉だけに重みがある。
しかしながら、私が今回目当てだったのはホンダのCRF250だった。V-strom250は重さが気になるんですよね。ですけど、400と1000しかなかった。去年フルモデルチェンジしたのであるかなぁと思ったのですが。ホンダの今年の推しはHAWK 11とCT125と"DAX" ST 125のようでした。
特に、アフターパーツのメーカーのサイトを見ていると、CT125が人気みたいでした。
銀シャリの鰻さんがハンターカブを買ってました。なかなか見つからなかったようです。
ホンダのオフ車としては400Xが目新しかった。ただ、見た目はヤマハのテネレとともにカワサキのヴェルシスに似てる気がします。OEMかと思ったくらい。
私は小さめのオフ車しか興味ないので、他には、かつてのADIVAが aideaという日本の法人を作って新たにリスタートしてました。
ただ、これは電動バイクでした。電動バイクも電動アシスト自転車もひとつの潮流だと思います。ヤマハもE01を出してました。
一般的なことを言うと、今世の中に溢れているモビリティのすべてが電化したとして、電力が足りると思います?。今でも節電を呼びかけてるのに?。
電気自動車が一人勝ちする未来が来るとは思えません。その意味では電動自動車より電動バイクの方がまだ現実的なのかもしれません。自動車は水素エンジンの方が実効性があると思います。どちらにしてもインフラの整備とセットに進んでいかなければならないので、政治的なビジョンが必要になるのですが。
ヤマハでは自転車も展示されてるのがひそかな楽しみです。
317900円ということで、VanMoofと勝負できるのかなという気がします。
IRCがFANTICにタイヤを提供してるみたい。ただ、FANTIC e-bikeの展示されていたのは1446500円。それは、どうなのかなと思います。
珍しいところでは、ジーンズショップ・マルカワが出店してました。町田に本店があったジーンズショップです。
このセンス嫌いじゃないです。