太田光 統一教会 擁護

 太田光統一教会を擁護している。熱心に統一教会の取材活動してきた鈴木エイト氏に「悪いカルトと認定できてない」と御託を述べたらしいが、50年も前から「悪いカルト」なのに未だに「認定できていない」のが自民党とズブズブの関係だからじゃないのかというところが今問題にされてるわけ。
 太田光が「擁護」してるのは統一教会の幹部であって、それは信者のためにはならない。信者救出のために活動してきたのはむしろ紀藤弁護士であり鈴木エイトさんの方なのだ。太田光が鈴木エイト相手に説教たれてるのは何のつもりなのか滑稽を通り越しておぞましいんだけど、もし意識的に論点をずらしているのだとすれば、自民党の先生たちのためにはありがたいことだろう。安倍さんも草葉の陰で喜んでいるだろう。
 マスコミは、安倍晋三暗殺当初は、統一教会の名前を出すのさえ戸惑っていたくせに、いったん報道し始めると、重箱の隅々までほじくり返す勢いで、機械的に網羅し始めるので、かえって焦点がぼやける。
 太田光ほんこんもどうでもいいんであって、問題は、立法府がカルトに汚染されていることなのである。政治が国民のためでなくカルトのために動き始める。下村文科大臣が弁護士会の再三の要請を無視して、教団の改名を認めた事例などはまさにその典型例だろう。
 しかも、自民党改憲案が統一教会改憲案とほぼ同じだという。太田光は『憲法9条を世界遺産に』なんて本まで出してるくせに、平気な顔で統一教会を擁護しているのには言葉を失う。

太田光、旧統一教会問題の議論で注意「悪いカルトと認定はできていない…議論も注意深くやらないと難しい」

わざと論点をずらしてるのでなければ哀れと言うしかない。最大の問題は、わたしたちの立法府がカルトに汚染されていることです。「今の時点で統一教会は宗教法人なわけですよね」じゃないのよ。

2022/08/31 23:44