泉屋博古館 東洋陶磁美術館展

 静嘉堂文庫のあと泉屋博古館東京に立ち寄った。時間的にどうかなと思ったけど18:00までだったのでなんとか余裕が持てた。
 泉屋博古館は本館は京都にあり、六本木一丁目にあるのは分館を名乗っていたのだけれど、今は泉屋博古館東京に改名している。
 東洋陶磁美術館は今休館中。こないだ中之島美術館に行ったついでに行こうとしたら閉まっていた。
 というわけで、展示品自体は懐かしいものも多かった。
 

この飛青磁の玉壺春は

めだまのひとつ。それで改めて思い返してみると、多分、東洋陶磁美術館はこんな具合に

ひもも張ってなかった。

 だけでなく全品撮影可だし、ライティングは自然光を使っているし、全然人がいないし、奇跡みたいな美術館だった。やっぱりちょっと東京が異常なんだと思う。
 先月にも記事を書いた

月白釉の碗

もあった。

この空の色。

 この

黒釉の扁壺は

所蔵の安高英一氏が「げんこつ」と呼び習わしていたという。

多分、

油滴天目
木葉天目

あたりは見たい人も多いのではないかと思う。2023.5.21まで。

加彩 婦女俑