イラク邦人人質が解放されたのは、「高遠さんがイラクで行ってきた活動が、よく知られていたためだ」と、書いたが、もう一つ、書き忘れていたことがある。

人質が解放された最大の理由は、そもそも、犯人グループが、テロリストではなかったからだ。人質が慈善活動家だからって、解放するテロリスト?!


3ヶ月でばれてしまうウソに国全体が乗っかってしまう。怖いことではないだろうか?


小林よしのり氏の『ゴー外!!』は、かなり早いタイミングでの、総括だと思う。この早さは、彼として異例ではないかも知れないが、今回の「人質バッシング」(何回聞いても違和感がある。日本人は、「人質」をバッシングしたのだ。)に、小林よしのり氏としては、自分のカリカチュアを見たのではないだろうか?特に、2ちゃんねるの言葉遣いなどは、小林よしのりの亜流と見えないこともない。


小林よしのりが、論壇(とかいうの?)を、一般レベルに引き寄せた功績は大きかったと思う。ところが、そのなれの果てが、2ちゃんねらーの「人質バッシング」では、彼として複雑な心境だったのではないか?勘ぐりすぎだろうか?